認知症は現在の医療技術をもってしても治療することが難しい病気です。
薬をはじめとした医療ができることは限られており、
生活を維持する、その人らしく過ごすためには介護保険サービスを中心とした「依存先」を多く作る、という風に考え方を変える必要があります。
医療ができることは主に以下の3点に限られます
①治療できる認知症を見分け、診断を確定させる
②適切なサービスにつなげる
③周辺症状に薬で対応する
①〜③以外の、「進行を少しでも緩やかにするために身体活動を維持する」「その人らしく生きるために生活環境を整える」といった目的を達成するのに必要なのは医療ではなく、介護サービスです。
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